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刑罰について

刑罰の目的は、犯罪から国民を保護する

ことをその任務とする現代国家においては

それは基本的に「犯罪予防」の見地から

理解されなければならないといえる。

山口厚 「刑法 第3版」有斐閣より

また

刑罰には、苦痛となるという害悪性が

必要であるが、さらに、そこには非難

という特別の意味が込められていることを

看過してはならない

山口厚 同上記教科書より

「クリニック放火殺人事件」について、考えてた。

まず、刑罰(死刑)を容疑者が望んでいた

場合が気になっていた。

そこはやはり、刑法学者も考えており

「非難」という意味があったのです。

つまり、社会(国民)が

「あなたは、間違ってる」

と表明するのである(と、思う)。

それで十分?といえるかはわかりません。

今回の事件では、「容疑者が(心肺停止による)

脳障害などの影響で、裁判手続きを

理解できなければ起訴は難しい」ということ

らしい。

これは、ただ「事件が起きた」という

事実だけが残ることを意味する。

つまり、被害者のみ残され、加害者は

存在すらしなかったことになってしまう。

そもそも、犯罪において「加害行為」は

消えるものではない。

この事件でそのこと、その事実が本当に

悔やまれる。

「それでも、死刑廃止」って言うのか?

「家族・友人が被害者でも、死刑廃止」って

言うのか?と、聞かれるかもしれません。

実際にその立場になってないので、あまり

強くは言えませんと断った上で言いますが

加害者が、社会的に「非難」され「反省」

することは、求めます(反省というのも

抽象的ですが)。しかし、死刑を求める

つまり、さらに「殺人」することを求めるのは

避けたいと思ってます。

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