河合先生の「こころと人生」を読んで
(というか、「子ども編」だけ
ですが)河合先生の「子ども」観に
非常に興味を持ったので、さらに
突っ込んで本書を手に取った。
実は、まだ「はじめに」と「あとがき」しか
読んでいない。が、凄く興味をそそられる
内容なので、さっそく記事にさせて頂く。
まず、気になった文から。
①『大人たちは子供たちのなかにある
広大な宇宙を歪曲してしまったり、
回復困難なほどに破壊したりする。
このような恐ろしいことは、しばしば
大人たちの自称する「教育」や「指導」
や「善意」という名のもとになされる』
②「私の主要な動機はそのような宇宙の
存在を明らかにし、その破壊を防止
したいからに他ならない」
③「子どもの宇宙への探索は、おのずから
自己の世界への探索につながってくる」
~わたしが感じたこと~
はじめに述べたが、まだ「はじめに」である。
だが、わたしの「興味」を引くには
「十分」な内容であった。
いわゆる「子どもはわがまま」という
感想を持たれた方もいらっしゃるであろう。
わたしもその一人だ。だが、そもそも
わがままでない「人間」なんていようか?
もっと言えば「わがまま」って何だろうか?
「わがまま」が意味するものは?
そして、大人になると「目先のコト」
「利害(関係)」というものに左右されがち
である。が、それらはほんとうに「大切」なこと
なんだろうか?ことの「本質」から外れては
いないだろうか?なんて考えた。
子どもこそ、わたしが追求する「真実」や
「正義」を持ってるのでは、と思わずには
いられない。というか、わたしも子どもの
ときは「知って」いたが「忘れ」てしまった
んじゃないか、と・・・
さあ、本文を読み進もう。
「自己の世界への探索」をしよう!