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臨床心理学者の河合先生が
「人間が自分の努力によって、何でも解決できると考えるのは
おかしい」
と、考えたときタイトルの「言葉」に出会ったそうです。
~「こころの処方箋」新潮文庫より~
ジッドゥ・クリシュナムルティ ( 1895年5月12日 – 1986年2月17日)は、インド生まれの宗教的哲人、精神教師、教育者、神秘家、ヨーギー、精神世界の著作家。
そして、河合先生は次のように解説された
①何かの免罪符として「努力」のなかに逃げ込んでいるのではないか。
②「解決」のほうに早く目がゆきすぎて、「努力」に腰がはいらない。
まとめとして、こうおっしゃっている。
「解決」などというのは、しょせん、あちらから来るものだから、そんな
ことを「目標」にせずに、せいぜい努力でもさせて頂くというのがいいよ
うである。すると、解決が簡単に訪れないからといって、怒る気も嘆く気
も起こってこない。
と。
わたしの考え
わたしは、どうしても「結果」(つまり「解決」)を、せっかちに求めて
しまう。そしてそれが、かえって「結果」につながらないという、悪循環
に陥りがちです。さらに悪いことに、「怒り」「嘆く」のです。まあ、現
状は厳しく、早期の「結果」が必要なんですが、そういう時こそ「まあ、
結果(解決)はあちらから来る」と、冷静にかつ客観的に「自分を見つ
め」て、ものごとに取り組む必要があるなぁ、と思った次第であり
ます。
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